ヘルパー資格は公的資格か国家資格か?
ヘルパー資格とは
近年高齢化社会が叫ばれている中で、ヘルパーのような仕事の需要が大変高まっています。
少なくとも、この先数年、数十年、日本は超高齢化社会に突入します。
お年寄りを敬う職業に人手不足が起こることは目に見えています。
そこで、今のうちにヘルパーのような資格を取っておくことは将来世知があると言えるでしょう。
このヘルパーの資格には、1級、2級、3級と3段階に階級が別れています。
しかし、2009年の介護報酬の廃止が決まって以降、2級以上でなければ就職場所がなくなるという事態になっています。
つまり、ヘルパーの3級の資格は、資格でありながら資格の意味をほとんどなさなくなったという事です。
また、1級と2級の違いは、仕事場でどのクラスのポジションにつけるかという事にあります。
ヘルパーの2級では、どれだけ長く勤めてい経験があったとしても、管理や指導者として働くことはできません。
1級を取得した人のみが、主任ヘルパーなどとして、サービスを行う中心人物として働くことができます。
訪問介護事業をする上では、必ずこの主任ヘルパーを1人以上配置することが求められているので、なくてはならない仕事です。
主任ヘルパーになればお給料の面での待遇もありますし、訪問介護計画書の作成、管理など、責任感のある仕事をすることができます。
また、人を指導しやりがいのある立場につくことができるでしょう。
ヘルパー資格は国家資格ではない
ヘルパーは、1級から3級までの3階級に分かれていますが、実はどの級も国家資格ではないのです。
現状では、人をまとめることができる1級ホームヘルパーの資格保有者であっても、各都道府県がその資格を認めた「公的認定資格」という位置づけになっています。
介護福祉士などは、養成校などで専門課程を修め、国家試験への合格が前提です。
一方、同じような職業でありながらホームヘルパーの資格は随分簡単に所得可能となっています。
また、ホームヘルパーは、厳密に言うと資格とも違います。
一般に言われている「ホームヘルパー資格」は、ホームヘルパー講座を修了した証明書のことです。
厚生労働省で求められていることは、指定の養成機関で130時間の講習を修了することです。
これに加えて、約50時間の現場実習をすれば、ほぼ100%資格書遠くができます。
年令制限も国籍も不当なので、大変取りやすい資格と言えます。
その為、まずは、何か手に職を付けたいという人にお勧めできる資格となっているのです。
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