介護福祉士の合格率はどれくらい?
介護福祉士の合格率はどれくらいでしょうか?
介護福祉士の合格率は過去5年くらいの間では60%から70%くらいの間を推移しています。
これは高いと判断する方が良いのかもしれませんが、受験者が減少していることや受験資格に変更があったことなどを考えると正しい判断がしにくいといえます。
これまで介護福祉士は実務経験が3年以上あれば受験できた国家資格ですが、それに加えて実務者研修の受講必須という条件が加わったので受験者が減ったと考えられています。
申し込み閉め切り日までの間に実務者研修が間に合わなかったなどの理由で申し込みを断念した方も多いと言われています。
国家資格として難関国家資格と言われるものは合格率が10%以下のものもあります。
そういった見方をすると難関というわけではないものの、試験がマークシートで5択を採用していることなども合格率アップにつながっている可能性が高いといえます。
また合格基準も総得点の60%程度と定めていることから比較的低い設定になっています。
比較的合格しやすい設定なので受験するなら法改正や内容が改定されないうちが良いといえます。
介護福祉士は筆記と実技があり、両方の点数が135点以上になれば合格という計算になります。
そういった意味では筆記試験は点数稼ぎにもなるのでできるだけ獲得できるだけ獲得した方が良いです。
実技は緊張することもありうまくいかないこともあるのでしっかりと練習しましょう。
介護福祉士取得後の変化は?
介護福祉士を取得すると働く事業所や施設では少し待遇が変化します。
やはり国家資格を取得したことによる手当が付きますし、平均して3000円から10000円くらいの手当が期待できます。
また、給料面以外では仕事領域の幅が広がってリーダー役やまとめ役、新人さんの指導役、場合によっては管理職に抜擢されることもあります。
キャリアアップとともに責任も重くなりますが、これを機に、認定介護福祉士を目指すこともおすすめです。