介護福祉士を受験するために必要なこと
介護福祉士は介護士の資格の中でも唯一の国家資格になります。
では介護福祉士を受けるにはいったいどうすればよいのでしょうか?
介護福祉士の資格を取得するには?!
介護福祉士の資格を取得するためには養成施設ルート、福祉系高校ルート、実務経験ルートの3つのルートがあり、最終的に国家試験を受験して、合格した者だけが介護福祉士の資格を取得することができます。
養成施設ルートでは養成施設で2年以上1800時間を受講しなければなりません。
福祉系高校ルートでは、福祉系高校で1800時間程度の授業を受けることになります。
実務経験ルートでは実務経験3年以上と、実務者研修を450時間受けることになります。
介護福祉士を目指す方にとってキャリアプランがシンプルに一歩化されたのでわかりやすくなっています。
介護職員初任者研修の資格を取得した後は、実務者研修、介護福祉士、認定介護福祉士という順番でステップアップしていくことになります。
介護福祉士の国家試験の合格率とは?!
介護福祉士の国家試験の合格率は過去5年間で平均64%になっています。
受験者数は近年減少傾向にあります。
昨年の試験では7万6000人程度が受験しています。
受験者数が激減したのにはワケがあり、実務者研修の受講必須が義務化されたことが影響していると考えられています。
実務者研修の講習には時間もお金もかかってしまいますので、受験するハードルが上がってしまったと感じる方もいるでしょう。
筆記試験の合格基準は、得点が75点以上で、総得点が125点になります。
また11科目群全てで最低1問は正解することが基準となっています。
実務者研修の受講が必須になっているので、以前まであった実技試験は廃止になっています。
介護福祉士の資格に合格するためには、過去問で出題した傾向をしっかりと把握することと、参考書の練習問題を解くことが重要になります。
自分の苦手科目や出題数の多い科目から勉強すると合格点がとりやすくなるでしょう。