介護支援専門員の試験について
介護支援専門員の受験資格
介護支援専門員の資格は広く広まっている言い方をするとケアマネージャーといいます。
この介護支援専門員の資格は簡単に受験できるものではなく2018年より変更になることから多少基準が違い、新しい基準では国家資格に基づく業務経験が5年以上、生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員などが対象です。
この2018年から介護に関係する資格は大幅に変更され、介護職員初任者研修、ホームヘルパー2級、実務者研修などの資格を持っている方の受験資格制度は廃止になるなど、かなり大幅な改革が行われています。
介護業界も大きくシフトしていく過程なのでしょうが、多くの資格試験が難易度が高くなる傾向です。
介護支援専門員の受験資格は、2017年までの内容と比べてシンプルでわかりやすくなりました。
2017年まではわりとややこしくて、介護等業務経験10年という受験資格などもあり、これは介護関係の資格がなくても介護などの業務に10年以上関わってきた人なら受験資格が与えられるという意味ですが、その内容を証明するものが勤務の記録だけで、内容はわからないこともあり少しあいまいさもあったといえます。
介護支援専門員の試験はどこで受けられるのか
介護支援専門員の試験は、各都道府県の福祉協議会や専門の部署で取り扱いがあるといえます。
例えば、英検などを例にすると日本英語検定協会が主催していて、各都道府県で決められた場所と日時で行われますが、介護支援専門員の試験は、各都道府県ごとに管轄も違うし、受験料や講習代金、試験の日時などもまちまちでばらばらです。
受験費用は6000円台から9000円台まで開きがあるし、実務研修受講費用は20000円から70000円台までかなり広く差があります。
お住まいの都道府県で介護支援専門員の試験を検索するとすぐに見つかると思いますが、平均的に申し込みは6月から7月ごろ、試験は年1回の10月なのでタイミングを逃さずチェックしましょう。