介護福祉士の国家試験の申込方法を知っておこう
国家資格である介護福祉士の試験は1年に1度あります。
ここでは介護福祉士の国家試験の申し込み方法について紹介しましょう。
介護福祉士の試験とは?!
介護福祉士は国家資格であり、筆記試験と実技試験が実施されます。
筆記試験会場は全国34試験地であり、実技試験は北海道、東京都、大阪府、福岡県で開催されます。
筆記試験の科目は全部で11科目であり、①人間の尊厳と自立、介護の基本、②人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術、③社会の理解、④生活支援技術、⑤介護過程、⑥発達と老化の理解、⑦認知症の理解、
⑧障害の理解、⑨こころとからだのしくみ、⑩医療的ケア、⑪総合問題となっています。
また実技試験は介護などに関する専門的な技能を実技することになります。
受験手数料は15300円になります。
介護福祉士の受験をするための申し込み手順とは?!
介護福祉士の国家試験を受験するためには、まずは厚生労働大臣の指定を受けた指定試験機関や指定登録機関である公益財団法人社会福祉振興・試験センターに受験の手引きを請求します。
過去に受験したことがあったとしても、受験の手引きの請求は必要になります。
受験の手引きには受験の申し込みに必要な書類や、必要書類の記入方法、受験の際の説明、受験資格についての説明、提出期限などが詳しく記載されています。
実務経験ルートで介護福祉士を受験される場合には、受験の手引きの中に実務経験証明書の書類も同封されているので、働いている介護施設の事業所に記入してもらうことになります。
複数の事業所での従事期間を合算する場合は、全ての事業者に書類を送って記入してもらうことになります。
受験を申し込みした時点で、実務経験を満たしていない場合には、実務経験見込みとして提出することになります。
全てのルートで必要な書類とは?!
介護福祉士の全てのルートで必要な書類としては、受験申込書、受験手数料振替振込受付証明書貼付用紙、受験用写真等確認票になります。