ヘルパー資格を取るのに助成金ってもらえるの?
ヘルパーの仕事を始める場合、ヘルパーの資格を取得してから始めたい!と考える方は多いでしょう。
ではヘルパーの資格を取得する時に、助成金などを利用することはできるのでしょうか?
ここではヘルパー資格の助成金について解説していきましょう。
ヘルパー資格は助成金が得られる!
ヘルパー資格として最も基本的なのが、介護職員初任者研修と呼ばれる資格です。この介護職員初任者研修は以前ホームヘルパー2級と呼ばれていた資格であり、介護職を始める人のスタートとして取得する資格と言えます。介護の基本的な知識が得られます。
この介護職員初任者研修は、一般教育訓練の教育訓練給付金対象の講座になっているのです。
一般教育訓練給付制度ってなに?!
一般教育訓練給付制度とは、仕事に必要な資格を取得したり、技術を学んだりするために必要な学費を国が補助してくれる制度になります。
つまりヘルパー資格を取得する時に得られる助成金のことです。
この一般教育訓練給付制度は厚生労働大臣に指定された、民間事業者が実施する教育訓練講座を修了すると、一般教育訓練給付金が受給できます。
一般教育訓練給付金は受講費用の20%であり、上限は10万円になります。
この費用が雇用保険から受給されることになります。
一般被保険者の期間が3年以上ある人が対象になる制度になりますが、はじめて一般教育訓練給付制度を利用する人であれば、通算で1年以上の被保険者期間があれば、利用することが可能です。
ヘルパーの資格を取得したいけれど、まとまったお金が必要で資格を取得できない…
スクールに通いたいけれど、学費が高くてちょっと通えそうもない…このような悩みを抱えている方におすすめです。
そんな方はぜひ一般教育訓練給付制度を利用してみましょう。
一般教育訓練給付金を利用する上で注意しておきたいポイント
一般教育訓練給付金を利用する場合、同時に複数の講座についての支給申請をすることはできません。
また4000円を超えない場合には、支給することはできないことも覚えておきたいですね。